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- 2025/11/01 >>
【太淵(たいえん)で咳や喉の違和感をセルフケア 秋の風邪予防におすすめのツボ】
朝晩の冷え込みが強まり、木々の葉も色づき始める11月。空気の乾燥が進むにつれ、咳や喉の痛みなど風邪の症状が現れやすくなります。
今月は、この時期のセルフケアに役立つツボ「太淵(たいえん)」をご紹介します。呼吸器の不調だけでなく、手や腕の疲れにも働きかける万能ツボとして知られています。

■ 太淵(たいえん)とは
「太」は大きい、「淵」は深く広いという意味をもち、手首の大きなくぼみに位置することから名付けられたツボです。
手首の動きや呼吸器と関わりが深いため、東洋医学では咳や喉の痛み、発熱などの風邪症状に用いられることが多くあります。また、手首に近いため、腱鞘炎や親指の痛み、肘や腕の疲れにも働きかけます。さらに、動悸や胸の違和感、嘔吐、胃の張りなど、内臓の不調にも応用されるツボです。
■ 期待できる主な作用
・咳、喉の痛み、咽頭炎などの呼吸器症状
・発熱時の不快感
・腱鞘炎や母指の痛み
・腕や肘の疲れ、だるさ
・動悸、胸の違和感
・胃の張り、吐き気などの内臓系不調呼吸器だけでなく、腕や手をよく使う方にもおすすめできるツボです。
■ 太淵の探し方と押し方
・手のひらを上に向け、手首のシワを確認します
・親指側の端で、脈が触れる少しへこんだ場所が太淵です
・反対の親指で3〜5秒、やさしく押します
・左右の手とも行うと効果的です
・1日に数回、気づいたときに軽く刺激してみてください強く押す必要はなく、「少し響くような感覚」が目安です。呼吸を止めず、リラックスしながら行ってください。
■ セルフケアの際の注意点
体調や皮膚の状態によって刺激の感じ方が変わることがあります。押して痛みが強い場合や、症状が長く続く場合にはご自身で判断せず、必要に応じた対応を取るようにしてください。■ 深まる秋を元気に過ごすために
朝晩の冷え込みが増す11月は、体調を崩しやすい時期です。軽いセルフケアを取り入れながら、無理のない範囲で健康管理に役立ててみてください。今回ご紹介したツボはセルフケアの一つとして活用いただける方法です。
無理のない範囲でお試しいただき、症状が長く続く場合やご不安がある際には、自己判断せず適切な対応を行ってください。今後も季節に合わせたセルフケア情報やツボをご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
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