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- 2025/12/01 >>【冬の咳や喉の不調に 呼吸を整えるツボ『尺沢(しゃくたく)』】
- 【冬の咳や喉の不調に 呼吸を整えるツボ『尺沢(しゃくたく)』】冬の乾燥が本格化し、エアコンの使用や冷たい外気の影響で、咳や喉の痛みが気になりやすい季節になりました。12月は気温の変化も大きく、呼吸器の不調を感じる方が増える時期です。今回は、呼吸を整え、咳や喉の違和感のセルフケアとして役立つツボ「尺沢(しゃくたく)」をご紹介します。
■ 尺沢(しゃくたく)とは昔、手首から肘までの長さを「一尺」と呼んでいたことから名付けられ、「沢」は“くぼみ”を意味します。その言葉の通り、尺沢は肘の内側のくぼみに位置するツボです。東洋医学では、呼吸器の働きを整える代表的なツボとして知られ、風邪の初期症状や喉の違和感によく用いられます。■ 期待される作用・咳が出やすい、咳が止まりにくい・喉の痛み、乾燥感・痰がからむ、呼吸がしづらい・腕や肘の痛み・だるさ・肩や背中の張りの緩和呼吸と腕の筋肉は深く関わっているため、尺沢を刺激することで呼吸が楽になると感じる方もいます。■ 尺沢の場所と押し方1.手のひらを上に向けて肘を軽く曲げます2.親指側に太い腱(上腕二頭筋腱)が浮き出るため、そのすぐ外側にある小さなくぼみが尺沢です3.反対の手で腕を軽く支え、親指で3〜5秒ほどやさしく押します4.ゆっくり離し、2〜3回繰り返します強く押しすぎる必要はなく、「心地よい」と感じる程度の刺激が目安です。お灸で温める、お風呂の中で軽く刺激するのもおすすめです。咳が出るときは、強く押さず、軽くなでるように刺激するだけでも大丈夫です。
■ 冬の体調管理に乾燥しやすい12月は、呼吸器の不調が現れやすい時期です。尺沢は、咳や喉の違和感を感じたときにセルフケアとして取り入れやすいツボですので、無理のない範囲で試してみてください。今回ご紹介したツボは、ご自身で取り入れられるセルフケアの一つです。無理のない範囲で試していただき、症状が長く続く場合や気になる点がある際には、自己判断せず、適切な対応を心がけてください。寒さが厳しくなる季節ですが、体を冷やさず、穏やかに年末をお過ごしください。
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