7月は暑さが本格的になり、冷房の使用や冷たい飲み物をとる機会が増える季節です。
日中は暑くても、室内では足元やお腹まわりが冷えやすく、体のだるさや足のむくみを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、暑さによる疲れや睡眠の乱れから、体の巡りがすっきりしないと感じることもあります。
今回は、夏の冷えやむくみのセルフケアとして取り入れやすいツボ「血海(けっかい)」をご紹介します。
■ ツボとは
血海(けっかい)は、膝の内側から少し上にあるツボです。
「血」は血液や血の巡り、「海」は集まる場所を意味するとされ、東洋医学では血の巡りに関わるツボとして知られています。
体の巡りを整えるツボの一つとして、昔からさまざまな体調管理に用いられてきました。
特に、冷えやむくみが気になるときのセルフケアとして取り入れやすいツボです。
■ 期待される作用
血海は、血の巡りを整えるサポートが期待されるツボです。
・足の冷えやむくみの軽減
・足の重だるさの緩和
・膝まわりの違和感のサポート
・腰や肩のこり感のケア
・肌の調子を整える一助
夏は冷房や冷たい飲み物により、体が外からも内側からも冷えやすくなることがあります。
その影響で、足のむくみやだるさを感じやすくなる方もいます。
血海をやさしく刺激することで、体の巡りを整え、夏の冷えやむくみ対策の一助になるとされています。
■ 場所とセルフケア方法
血海の場所は、膝のお皿の内側上端から指3本分ほど上にあります。
太ももの内側で、押すと少し心地よい刺激を感じる部分が目安です。
【押し方のポイント】
・親指でゆっくり押す
・「心地よい」と感じる強さで3〜5秒ほど押す
・ゆっくり力を抜く
・これを3〜5回ほど繰り返す
・左右両方行う
強く押しすぎず、呼吸を止めないように行うことが大切です。
入浴後や足が温まっているときに行うと、より心地よく感じられます。
膝まわりに痛みがある場合は、無理に押さず、やさしく触れる程度から始めてください。
■ 季節に合わせたケア(締め前)
7月は暑さが厳しくなる一方で、冷房による冷えも起こりやすい季節です。
特に高齢の方は、暑さや冷えを感じにくい場合もあるため、室温や衣服の調整を意識することが大切です。
冷たい飲み物ばかりに偏らず、温かい飲み物や汁物を少し取り入れることも、体を冷やしすぎない工夫になります。
また、足首を軽く回したり、ふくらはぎをやさしくさすったりすることも、無理のない巡りのケアにつながります。
血海のツボ押しを日々のセルフケアの一つとして取り入れながら、夏の冷えやむくみをやさしく整えていきましょう。
今回ご紹介したツボは、ご自身で取り入れられるセルフケアの一つです。
無理のない範囲で試していただき、症状が長く続く場合や気になる点がある際には、自己判断せず、適切な対応を心がけてください。