6月は梅雨の時期となり、湿気や気圧の変化によって、体が重だるく感じやすい季節です。
「足のむくみが気になる」「疲れが抜けにくい」「食欲が落ちやすい」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、梅雨時期の体調管理に取り入れやすいセルフケアとして、体の余分な水分の巡りを整えるツボ「陰陵泉(いんりょうせん)」をご紹介します。
■ ツボの由来
陰陵泉(いんりょうせん)は、膝の内側にあるツボです。
「陰」は体の内側、「陵」は小高い場所、「泉」は水が湧き出る場所という意味があります。
東洋医学では、体内の水分の巡りに関わる大切なツボとされ、湿気が多い時期の体調管理にも用いられてきました。
梅雨時期のように、体に余分な水分がたまりやすいと感じる季節に取り入れやすいツボの一つです。
■ 期待される作用
陰陵泉は、体内の水分バランスを整える働きがあるとされています。
・足のむくみの軽減
・体の重だるさの緩和
・膝まわりの違和感のサポート
・胃腸の働きを整えること
湿気が多い季節は、体の巡りが滞りやすく、足のだるさやむくみを感じる方も少なくありません。
陰陵泉をやさしく刺激することで、水分の巡りを整え、梅雨時期の体調管理の一助となることが期待されます。
■ 場所とセルフケア方法
陰陵泉の場所は、膝の内側にある骨の出っ張りの下あたりです。
指で触れると、少しくぼんでいる部分があります。そこが目安になります。
【押し方のポイント】
・親指でゆっくり押す
・「気持ちよい」と感じる強さで3〜5秒ほど押す
・これを3〜5回ほど繰り返す
・左右両方行う
強く押しすぎず、呼吸を止めないように行うことが大切です。
足が冷えているときは、軽くさすったり温めたりしてから行うと、より心地よく感じられます。
■ 季節に合わせたケア
梅雨の時期は、湿気や気圧の変化により、知らず知らずのうちに体へ負担がかかりやすくなります。
体が重く感じるときは、無理をせず、こまめに休息をとることも大切です。
また、冷たい飲み物のとりすぎや、足元の冷えにも気をつけながら、軽い運動や入浴で体を温めることもおすすめです。
陰陵泉のツボ押しを日々のセルフケアに取り入れながら、梅雨時期も無理なく体を整えていきましょう。
今回ご紹介したツボは、ご自身で取り入れられるセルフケアの一つです。
無理のない範囲で試していただき、症状が長く続く場合や気になる点がある際には、自己判断せず、適切な対応を心がけてください。